消えたいというきもち

体重が減らない。昔なら2週間もすれば5キロは減っていたのに、同じようにしていても2キロしか減らなかった。
老いだろうか。

老い
自分より年上の人間からしたら若者の年寄りアピールに聞こえるかもしれないが、今年で23と考えたときにもう若くないな……という感情が真っ先にやってくる。
社会的にはもう社会人になっている年齢なのに社会復帰できていない幼さとのギャップもある。
職無しメンヘラにとって23という年齢はもう若くないのだ。
どこへ行っても肩身は狭いし、容姿が良いわけでもない。コミュニケーション能力は言わずもがな。
価値のない人間。利用価値が一切ない人間。

信頼できる人はいない。価値のない人間に寄り付く人間はいないのは当たり前だ。
自分の生まれの場合、とにかく自立しなければ何も始まらなく、いち人間として扱ってもらうことすら叶わない。

どこで間違えたのか、というお決まりの問いはするだけ無駄だ。とにかく、生まれたこと自体が間違いだったのだ。
望んで生まれたわけではないが、責任は自分が取らないといけないらしい。

自分がなにを望んでいてどうすれば自分を救うことができるかすらも分からなくなってしまった。
消えたいというきもちだけははっきりと分かる。